正覚のとき

2019/06/02

 

 

 527日に蓼科に帰ってきました。

 

 515日に別府から引き揚げて東京に移ったのですが、東京は周囲がざわざわしすぎで、落ち着かないことおびただしい。

 

 おまけに2526日は猛暑になり、暑くてたまらない。家にいても室温が30℃にもなって、身の置きどころがない。そこで予定を切り上げて27日早朝の汽車で蓼科に戻ってきました。

 

 

 で、蓼科はどうかって?

 

 そりゃ涼しいよ。朝の気温は5℃で断然涼しい。日中も20℃くらいだから、身体が楽だし、静かだし、この数日は東京滞在の疲れが出たのか、眠り続けました。

 

 

 

 昨日イオンの宅配便が届いて、飲み物や非常食の蓄えも万全になりましたし、温泉の具合も順調でまったく問題のない環境に落ち着きました。

 

 

私の最後の本『正覚のとき』の初稿が昨日丸善から届いて、これから手を入れるのです。私の著作活動で最後の本ですから、虚飾はすべてかなぐり捨てて、要点のみを記した軽い本にしました。私は口数の多い人や本が嫌いなのです。虚飾が嫌いなのです。例えば大学人の論文作り目的の虚言が大嫌いなのです。ですから厚さの薄い本です。

 

 それでも本の作成費は100万円もするのですよ。

 

 

 なお、今回は丸善さんのご要望を入れて、丸善の書店で一部を販売してもらうことにしました。いちいち自分で宛名書きをして郵便代を払うのに飽きてしまったからです。それだけの体力が無くなくなったことを自覚したからかもしれません。初め150部づつの折半ということで取り進めていたのですが、丸善さんから丸善販売分を250部にしてほしいとの強いご要望がありましたので、220部を丸善さんにお願いすることとしました。私の最小限の希望は、印刷して国立国会図書館に収めておきたい、という永久保存願望なので、国立国会図書館ならびに各地の県立図書館におさめれば、それで十分目的は達成されるのです。

 

 

 まだ校正作業には取り掛かっていません。ここ数日ですべて済ませるつもりです。

 

 洗濯とか掃除とか、ゴミ捨てとか、日常生活の雑事も色々ありますから、身体は衰えているけれど、電話で妻の助言を聞きながらゆっくりと取り進めるつもりです。

 

 

 では皆さま、ご機嫌よう。

 

 花の写真はここ数日家の回りで撮った写真です。蓼科はまだ春なのです。

 

PS: 『正覚のとき』の購入についてはAmazon・丸善プラネットを参照乞う。